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[その他]  何気ない親切は自らを幸福に
2020.9.16 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

他人に親切にすることは自らの健康と幸福をもたらすが、親切の種類や幸福の定義、年齢、性別など多くの要因によってその関連の強さは異なり、たとえば計画的に参加したボランティア活動よりも、日常の何気ない親切の方が全体的な幸福感との関連が強いという。香港大学の研究。

筆頭著者のホイ准教授は言う。「向社会的行動―利他主義、協力、信頼、思いやり―はすべて、調和の取れた機能的な社会に必要な要素です。それは人類の共有文化の一部であり、私たちの分析はそれが精神的および身体的健康にも貢献していることを示しています」。

以前の研究は、より向社会的な行動に従事する人々は、他人の援助にあまり時間を費やさない人々よりも幸せであり、精神的および身体的に健康であることを示唆している。ただし、すべての研究がその関連の証拠を見つけたわけではなく、関連の強さは文献によって大きく異なっている。

その要因をより理解するために、ホイ准教授らのグループは、198,213人の参加者からなる201の独立した研究のメタ分析を行い、向社会的行動と幸福の関係を調べた。全体的に、彼らは2つの間にやや関連があることを発見した。効果は小さいものだったが、准教授によると毎日何人の人が親切な行為をするかということを考えると、意味のあるものだとのことだ。

ホイ准教授らは調査をさらに掘り下げて、年配の隣人が食料品を運ぶのを助けるなど、図らずして行った親切な行為が、慈善団体への予定されたボランティア活動などといった公的な向社会的行動よりも全体的な幸福とより強く関連していることを発見した。非公式の支援はよりさりげなく自発的であり、社会的なつながりを形成しやすいためだ。非公式の寄付もまた多様性があり、古くさくなったり単調になったりする可能性は低いとのことだ。

研究者たちはまた、親切心と快楽の幸福(幸福や前向きな気持ちに焦点をあてたもの)との間よりも、ユーダイモニア的幸福(自己実現に焦点を当て、自分の可能性を実現し、人生の意味を見出すことに焦点をあてたもの)の間に強いつながりがあることを発見した。

また、年齢による影響もさまざまであることがわかった。若い人では全体的な幸福感、ユーダイモニア的幸福感、心理的機能のレベルの高さが報告され、年配の人ではより高いレベルの身体的健康を報告した。

また、女性は男性と比較して向社会性と幸福度のいくつかの測定値の間に強い関係を示した。おそらく女性は「より思いやりがあり貢献している」とステレオタイプに期待されているため、これらの社会的規範に従って行動することでより良い感情を得るためではないかという。

出典は『心理学公報』。 (論文要旨)      
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