2020.7.22
, EurekAlert より:
伝統的なレジスタンストレーニング(TRT)とプライオメトリックジャンプトレーニング(PJT)は座位中心でスポーツ活動をしない者の筋力改善に同じくらい有効かもしれない、というコロンビアのアメリカ大学 (Universidad de America)からの研究報告。
その目的は、トレーニングと体力の改善に役立つ重要な実用的なアプリケーションを見つけることだったという。
研究チームは、18-29歳の男女を対象に、ランダムに、(1)対照群11名、(2)TRT群8名、(3)PJT群9名に振り分けた。TRTプログラムは、フリーウエイトでゆっくりした動きを強調した。PJTプログラムは、器具は使わず素早い動きを強調した。TRTもPJTも30分のセッションとした。
TRT群とPJT群は、スクワットジャンプ、カウンタームーブメントジャンプ、膝関節伸張最大筋力で有意な変化が観察された。対照群には有意な変化は見られなかった。TRT群とPJT群の間には有意差はみられなかった。
身体的に不活発で座位中心の健康な物は、伝統的レジスタンストレーニングとプライオメトリックジャンプトレーニングのどちらも筋肉フィットネスを改善する上で同じように効果的である、と研究チームは結論付けた。
出典は『オープンスポーツ科学ジャーナル』。 (論文要旨)
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