2020.7.1
, EurekAlert より:
英国ノーザンブリア大学の新しい報告書によれば、COVID-19パンデミック中の英国では、成人の25%が食糧の入手に苦労しており、結果として飢餓や潜在的な栄養不良のリスクに曝されているという。
一方、子供の世話をする成人の4分の1近くが、家で子供たちを養い続けるために、子供たちの食事を減らしている。子供を世話する成人で、食糧上の問題が全くないと回答したのは、16人に1人だけだった。
パンデミック中には、成人の半数が、いつもは買わないより安価な食品を購入して生活をしのごうとしたようだ。この割合は、貧困家庭では、10人中9人まで上昇した。食糧の無駄を減らし、より慎重に食事を計画し、一から食事を調理するなどして対処した可能性が高いという。
「英国では6月末までに、100万食を配給する緊急食糧計画を実施しているが、最も貧困な家庭だけでなく、多くの世帯が出費に苦労していることがますます明らかになっている。収入の低下と孤立で飢餓と潜在的な栄養不良に多くの市民がさらされている」とFeeding Britain理事長のアンドリュー・フォーシー氏はコメントしている。
(論文要旨)
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