2020.6.26
, EurekAlert より:
世界7カ国を対象にしたアルコール飲料への警告表示に関するアンケートで、妊婦に対する警告や標準量の情報表示を支持する割合がきわめて高かった、という豪州ジョージ世界健康研究所からの報告。
研究チームは、豪州、カナダ、中国、インド、ニュージーランド、英国、米国の7カ国18-91歳の7,545人を対象にオンライン調査を実施した。
全体として、アルコールに関する種々の規制について、インド(80-86%)、中国(57-85%)では支持する者が多かったが、英国(33-72%)、米国(35-68%)では低めだったという。
しかし、妊婦に対する警告表示(67-85%)と標準量に関する情報表示(63-83%)については賛成者が多数に上った。
「これらの調査結果が、政策立案者との対話のきっかけとして機能することを願っている」と主任研究者のシモーヌ・ペティグリュー教授はコメントしている。
出典は『国際薬物政策雑誌』。 (論文要旨)
|