2020.6.22
, EurekAlert より:
現在の反ワクチンやCOVID-19陰謀説の心臓部には過去の科学詐欺が横たわっているようだ、という英国キングスカレッジロンドンと米国ロヨラ大学の研究者らによるコメンタリー。
ミコヴィッツが主張するCOVID-19陰謀説は、明らかに真実ではなく、多くは彼女らが2019年にやった科学詐欺に由来している。
「これらの問題についての正当な議論は存在せず、これら危険な陰謀に対するいくばくかの信用がCOVID-19から帰結するいくぶん大きな受難につながっている。プランデミックとジュディ・ミコヴィッツは避けるべきだ」と著者のスチュアート・ニールとエドワード・キャンベルは述べている。
掲載誌編集長でノースウェスタン大学のトーマス・ホープ教授は、「大衆がパンデミックにできることを理解したいという大いなる欲求が、ミコヴィッツの悪質な誤情報と結びつくとき、すべての科学者は大衆を教育し間違ったあるいは偽の情報を明らかにするためにできる限りのことをすることが重要だ」とコメントしている。
出典は『AIDS研究とヒトレトロウイルス』。 (論文要旨)
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