2020.6.9
, EurekAlert より:
プロバイオティクスのサプリメントは広く利用されているが、医療現場には依然として高い障壁があるという。今回のレビューでは、様々な健康状態へのプロバイオティクスの適用についての最新エビデンスがまとめられている。国際プロバイオティクス、プレバイオティクス科学協会の報告。
研究チームは、抗生物質関連下痢予防、乳児の夜泣き現象、細菌性膣炎治療の有効性改善、クロストリディオイデス・ディフィシル感染リスクの低下、急性小児下痢の治療、便秘症状の管理などにおいてプロバイオティクスの使用を支持するエビデンスを示している。
「プロバイオティクスは薬物とは異なるが、医師がエビデンスに基づいて推奨することが依然として重要である」とジョージタウン大学医療センターの家庭医学教授で筆頭著者のダニエルJ.メレンシュタイン博士は述べている。「この記事では、科学文献で明らかになったエビデンスを要約し、どのプロバイオティクス株がどの健康状態に適切であるかについて可能な限り具体的にしている。」
出典は『家庭実践雑誌』。 (論文要旨)
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