2020.6.1
, EurekAlert より:
定期的な持久トレーニングと優れたフィットネスは、心房細動患者の死亡リスクを低下するようだ、というノルウェー科学技術大学からの研究報告。
研究チームは、ノルウェイのトランデラーグ健康研究(HUNT3研究)参加者1,117人のデータを解析した。全員が、心房細動の診断w受けており、平均年齢は70歳を超えていた。2006年に開始され2015年まで追跡された。
解析の結果、身体活動ガイドラインを満たす者は、運動しない者に比べて、全死因による死亡リスクが45%低く、心血管系疾患による死亡リスクが46%低かった。
「フィットネススコアが3.5ポイント上昇するごとに、その後8-9年間の死亡リスクが12%低下した。心血管系疾患による死亡の場合にはリスクの低下は15%だった」と筆頭研究者のラース・ガーンビク博士は述べている。
出典は『欧州心臓雑誌』。 (論文要旨)
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