2020.5.28
, EurekAlert より:
女子大生は飲酒の効果を相殺するために食事をスキップすることが多いようだ、という豪州サウスオーストラリア大学からの研究報告。
モヒート、アップルティーニ、フィズ、1日の疲れをいやしてくれるこの1杯、でもついつい飲み過ぎて、健康リスクを高めているかもしない。
研究チームは、479名の豪州の女子大生(18-24歳)を対象に飲酒パターンを調査した。この研究は、ドランクオレキシア(飲酒の悪影響を相殺するために、食事を抜くと言った不健康な食生活をする)について調べた世界初の研究であるという。
調査された女子大生の実に82.7$が過去3か月に、ドランクオレキシア的行動を行ったことが明らかになった。28%以上の者が、定期的に、あるいは目的をもって、食事を抜き、低カロリーまたは無糖のアルコール飲料を摂取し、飲酒の後にパージしたり運動したりしてアルコールからのカロリーの影響を減らそうと試みたという。
「確かに我々はときに過剰過ぎる飲酒をして、翌日後悔することも多いが、若い女子大生の3分の1近くが意図的にアルコールのカロリーを相殺するために食べるのを控えており、それは深刻な健康問題である」と主任研究者のアリシア・ポーウェル=ジョーンズはコメントしている。
出典は『豪州心理学者』。 (論文要旨)
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