2020.4.16
, EurekAlert より:
食事・栄養は腸内細菌の構成に影響を及ぼすことで、代謝、ホルモン、神経の各プロセスに影響する、という米国ジョージワシントン大学のレビュー報告。
レビューを通じて、著者らは栄養と腸内細菌叢の双方向性の関係ガより多くの研究で明らかになってきており、腸内細菌が三大栄養素や微量栄養素を利用しまた生産していることを指摘した。
多くの研究が、食物繊維が腸内細菌のエネルギー源になることや、対照的にたんぱく質が微生物のたんぱく質たいしゃを促進して有害な副産物を生みだし易く、ネガティブな健康転帰のリスクを高めることを明らかにしている、としている。
「本レビューは、現在我々がもっている測定ツールだけでは微生物と分子マーカーを適切に同定できないことを明らかにしている」と主任研究者のスコット・ジャクソン助教授は語っている。
出典は『栄養学レビュー』。 (論文要旨)
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