2020.3.18
, EurekAlert より:
より頻繁な家族の食事は、より良い食事内容と家族機能に関連しているようだ、という米国デラウェア大学からのレビュー報告。
研究チームは、家族の食事の頻度と子供(2-18歳)の食事内容および家族機能との関係の方向と大きさを調べることを目的として、系統的レビューとメタ分析を実施した。
「この研究では包括的なアプローチを採用して、家族の食事への曝露と子供の食事内容および家族機能アウトカムとの関係の方向と大きさを調査した」と主任研究者のシャノン・ロブソン助教授は語っている。
2つの注目すべき発見があったという。
1.家族の食事は果物と野菜の消費を改善した。家族の食事の頻度と果物と野菜の摂取量の間に正の関係を示した。
2.家族の食事は家族の機能を改善した。系統的レビューとメタ分析に含まれるほぼすべての研究において、家族の食事の頻度と家族機能のアウトカムの間に正の関係が示された。ここで家族機能は、家族のつながり、コミュニケーション、表現力、問題解決として定義されていた。
出典は『栄養教育行動雑誌』。 (論文要旨)
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