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[病気]  尿路感染症のリスク低下と関連するベジタリアンダイエット
2020.2.14 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

菜食主義ダイエットは、尿路感染症の低下と関連しているようだ、という台湾・慈済大学からの研究報告。

尿路感染症は通常大腸菌などの腸内細菌が原因になって起こり、尿道を介して膀胱や腎臓にまで影響が及ぶ。先行研究では、肉が尿路感染症を起こす大腸菌株の主要な媒体であることが示唆されていたが、肉の摂取を避ければ尿路感染症のリスクが探すかどうかはわかっていなかった。

林清隆ら研究チームは、『慈済菜食主義者研究』の参加者である9,724名の仏教徒のデータを塩うした。この研究は、仏教徒の台湾人における菜食主義ダイエットの健康効果を検討するものである。

解析の結果、菜食主義者は非菜食主義者に比べて、尿路感染症の全体のリスクが16%低いことが明らかになった。菜食主義者3,040人のうち217人が尿路感染症に罹患したが、非菜食主義者6,684人のうち444人が罹患したという。

女性よりも男性のほうが、菜食主義ダイエットの効果が高かったが、もともと食事の種類に関係なく男性の尿路感染症リスクは女性よりも79%低かった。

研究チームは、家禽類や豚肉のような大腸菌の一般的な媒介食品の摂取を避けることで、菜食主義者は尿路感染症の原因となる大腸菌の摂取を避けられるのだろう、と示唆している。また食物繊維の摂取が多くなることで、腸内での大腸菌の生長が抑えられ、その結果より酸性度が高まり尿路感染症のリスクが低下するのではないかと指摘している。

出典は『サイエンティフィックレポート』。 (論文要旨)      
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