2020.1.29
, EurekAlert より:
健康的な食生活、自己モニタリング、心理学的コーピング戦略が、減量維持の鍵であるようだ、という米国カリフォルニアポリテクニック州立大学からの研究報告。
研究チームは、WW(旧ウェイトウォッチャー)の会員で、3年以上にわたって平均約50ポンドの減量を維持した約5,000名の体重管理戦略を、肥満者で過去5年以上に渡って体重が5ポンド以上増減していない対照者のそれと比較した。
54の体重管理関連行動について、対照群と比較した結果、減量維持群は、1日の摂食目標、食事記録、食品計量、過去の成功についての思考、体重回復に直面したときもポジティブでいること、などの戦略をより頻繁に使用すると報告していた。研究チームはまた、こうした食行動と思考が維持群ではより容易に実施でき、身に付いたものになっていることを発見した。
「減量を最も長く良好に維持できた人々は、健康的な食事選択について最も頻繁かつ繰り返し報告していた」と主任研究者のスザンヌ・フェラン教授は語っている。「より健康的な選択はまた、次第に習慣化しより長くそれを継続させることになる。これらの知見は、減量を維持しようとしている人々の推奨できる。次第に、減量の維持が容易に、集中的な努力を要せずにできるようようなる。」
出典は『肥満学』。 (論文要旨)
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