2020.1.21
, EurekAlert より:
閉経後の女性において、食事性マグネシウムと致命的な冠状動脈性心疾患との有意な負の関連性が認められたという、ブラウン大学アルパート医科大学等からの報告。マグネシウムと心臓突然死には負の関連性が認められたが有意差は認められなかったという。
研究では、閉経後女性153,000名以上を対象に、その後10.5年間フォローアップし、ベースラインでのマグネシウム摂取と致命的な冠状動脈性心疾患の発症、心臓突然死との関連とを調査した。
結果は、マグネシウム摂取量の増加は、致命的な冠状動脈性心疾患、心臓突然死のリスク低下と関連性(冠状動脈性心疾患は有意差あり、心臓突然死は有意差なし)が認められた。
「今回の関連性を確認し、今後の研究で、マグネシウム補給が、高リスクの女性の致命的な冠状動脈性心疾患のリスクを減少させるかどうかどうかテストする臨床試験を検討する必要がある」とスーザンG.コーンスタイン医師は述べている。
出典は『婦人保健雑誌
』。 (論文要旨)
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