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[運動]  運動が心臓病を防ぐ理由を説明する研究
2020.1.6 , EurekAlert より:   記事の難易度 3
  

定期的な運動は、ホルモンの一種であるレプチンを介して白血球の産生を抑えるようだ、という米国マサチューセッツ総合病院からの研究報告。

定期的な運動は、コレステロールや血圧などのリスク因子を低下させることによって心血管系を保護する。だが、そのことは完全に理解されているわけではない。今回研究チームは、動脈を詰まらせるプラーク形成につながる慢性炎症の役割に焦点を当てて検討した。

研究チームは、身体活動がどのように骨髄、特に造血幹細胞・前駆細胞(HSPCs)との活性に影響するかを検証した。HSPCsは、様々な血液細胞に変換される。それらの中には炎症を促進する白血球も含まれる。身体は感染やその他の外敵から防御するために白血球を必要とするが、これらの作用が過剰になると、動脈壁など必要でない場所で炎症が始まるのだという。

研究チームは、マウスを用いて、あるグループ(走行群)には滑車上で1晩6マイル走らせ、別のグループ(対照群)には滑車を与えなかった。6週間後、走行群のマウスは、有意にHSPCs活性が低下し、炎症性白血球のレベルも低下した。

研究チームは、走行群のマウスはレプチンの産生が少なくなることを発見した。レプチンは、脂肪組織で生産され食欲制御に関係するだけでなく、HSPCsに作用して白血球の生産を高めるようだという。2つの大規模研究で、研究チームは、慢性炎症にリンクする心血管系疾患をもつ座位中心のヒトにおいて、レプチンと白血球のレベルが高いことを報告している。

「本研究は、運動と炎症を結びつける新たな分子的連関を明らかにした。運動媒介性の心血管系保護作用におけるレプチンの知られざる役割に焦点を当てるものだ」と米国立心臓・肺・血液研究所のマイケル・オリーブ博士は語っている。

出典は『ネイチャー医学』。 (論文要旨)      
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