2019.11.13
, EurekAlert より:
自閉スペクトラム障害(ASD)子供は、そうでない子供に比べて、肥満の発症リスクが約41%高いようだ、というテキサス工科大学等からの系統的レビューとメタ分析による報告。
研究チームはデータベースを検索し、ASDの子供と性年齢をマッチさせた子供で、過体重および肥満の有病率の違いを報告した研究を特定し、メタ分析を行った。
解析の悔過、ASDの子供の肥満の有病率は22.2%であり、ASDの子供は、肥満の発症リスクが41.4%高いことが明らかになった。白人以外の人種、年齢が高い、女性である、アメリカに居住しているといった条件で、自閉スペクトラム障害と過体重、肥満の有病率との関連はより強かったという。
「ASDの子供たちの肥満とその合併症予防のために、臨床医と両親は、リスクを認識する必要がある」とチャナカ・カハスドウワ医師は述べている。
出典は『肥満学レビュー』。 (論文要旨)
|