2019.9.26
, EurekAlert より:
低-中所得国においてより賢い子供を育てるためには、養育プログラムが、単独の栄養プログラムの5倍効果的であるようだ、という米国カリフォルニア大学デイビス校からの研究報告。
研究チームは、75件の早期介入プログラムが子供の成長と脳の発達に与える影響を検討した研究を検討した。研究者はすでに妊娠中および乳幼児期の充分な栄養がそれらを改善することを知っているが、子供の成長期に貧困はさまざまな面で影響を及ぼす。
研究チームは、我々が栄養のみに焦点を絞ることは適切でないことを発見した。養育のそれ以外の面も同様に重要であるという。
養育と学習を促進する介入、例えば両親とゲームをしたり、歌を歌う、お話を聞くといったことは、子供の認知能力、言語能力、運動能力の発達にはるかに大きな効果を持っている、と筆頭研究者のエリザベス・プラド助教授は述べている。
出典は『ランセットグローバルヘルス』。 (論文要旨)
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