2019.4.9
, EurekAlert より:
寿司を頻繁に食べる米国人は、付け合せに昆虫の唐揚げを食べることに消極的ではないようだ、という豪州ラ・トローブ大学からの研究報告。そうか、彼らは生魚をそういう風にみているのですね。
研究チームは米国人275名、インド人201名を対象に調査を行った結果、寿司と昆虫の関連に加えて以下のような知見が得られたという。
●米国人の82%が一般論として昆虫を食べることを考えても良いと答えたが、インド人は34%に留まった。 ●米国人の80%が丸のままの昆虫を食べることを考えても良いと答えたが、インド人は48%に留まった。 ●両国人とも、男性の方が女性より昆虫を食べることに意欲的だった。 ●インド人の26%が、昆虫を食べることは規範に違反しておりよほどの利益がありかつ安全でも食べないと答えた。米国人では4%に過ぎなかった。 ●65%に米国人が昆虫を飼うのは家畜を飼うより環境に優しいことに同意した。インド人は28%しか同意しなかった。
「比較的最近まで、寿司を食べることに社会は嫌悪感を抱いていた。昆虫に慣れるにはしばらくかかるでしょう」と共同研究者のマシュー・ルビー博士はコメントしている。
出典は『食物の質と好み』。 (論文要旨)
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