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[その他]  非カロリー甘味料が腸内微生物叢に悪影響を及ぼす十分な証拠はない
2019.3.8 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

非カロリー甘味料が腸内細菌叢に影響を及ぼすというエビデンスは充分ではない、というスペイン・グラナダ大学からのレビュー報告。

研究チームは、人工甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム、シクラメート、サッカリン、ネオテーム、アドバンテーム、スクラロース)、天然甘味料(タウマチン、ステビオール配糖体、モネリン、ネオヘスペリジン、グリチルリチン)、低カロリー甘味料(ポリオール、糖アルコール)がヒト腸内細菌叢に及ぼす影響についての先行研究をレビューした。

はっきりわかったことは、サッカリンとスクラロースは確かに腸内細菌叢を変化させるということだけだった、と研究チームは述べている。だが、その健康影響はもっと研究が必要だ。大量のステビオールについても同様である。

「アミノ酸誘導体の甘味料は十二指腸と回腸で吸収され腸内細菌には大きな影響を及ぼさない。けれどもポリオールについては吸収されないのでプレバイオティックな作用を発揮する可能性はある」と主任研究者のアンヘル・ギル教授はコメントしている。

出典は『栄養学の進歩』。 (論文要旨)      
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