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よくある質問(FAQ) 
Welcome to the よくある質問(FAQ) よくある質問と回答をまとめてあります。ご質問があるときは、ここではなくメインフォーラムにお願いします。

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Category Q&A Last Q&A published
 栄養
86 エリスリトールの腎臓への影響について(再掲)
 運動
22 登山の消費カロリーの根拠となる文献を教えてください
 サイト
7 修士論文執筆に貴サイトのデータを使いたいと考えています。ダウンロードができないいくつかのデータについてお手数ですが元ファイルをお送りいただけますか?
 その他
6 腎臓病交換表(第7版)が改定されるとの話を耳にしましたが、本当ですか? その内容が気になり、調べたのですが、改定されるといった情報やその内容をみつけることができませんでした。そもそもな質問で申し訳ないのですが・・・「腎臓病交換表」や「糖尿病交換表」の策定は誰が(どこの団体が)行っているのでしょうか?
 保健指導(食事)
7 突然のメールで失礼します。我が家には中学1年の長男、小学1年の長女、保育園年中の双子次女三女の4人の子供がいます。食べ物は残さずに食べる。食べ物への感謝等を教えながら、いつも食事をしています。まして今年は震災があり、今まで以上に食べ物を大事にするよう教えています。

ところが長男の通う中学では昼食時間は15分が適当ということで授業が伸びたら、昼食時間をさらに減らすということになっています。そのため我が家では絶対に許されない昼食の弁当を食べ残し、最後に家で捨てるという行為をせざるえません。

市の方に問い合わせしたところ、中学生には15分の昼食時間が適当でという話から始まり、ちょっと根本的に意見があわない状態です。

今回是非お聞かせ願いたいのが、成長期の中学生に大人よりも少ない15分という食事時間は適当なのか、そして十分に食事がとれなくても構わないものなのか、まず教えていただきたいと思います。

よろしくお願いします。
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栄養 ]
Requested and Answered by ゲスト on 15-Oct-2011 09:34 (1070 reads)
体脂肪(中性脂肪)のエネルギーは、9.45kcal/gです。
食物として摂取する場合は、約95%の吸収率を考慮して、9kcal/gとなりますが、7.2kcal/gというのは、本来9.45×0.80とすべきところを勘違いして計算したもので
す。

ただし、確かに、脂肪組織の80%が中性脂肪なのですが、組織・臓器レベルの脂肪組織を測る方法は、MRIやCTくらいで、我々がふだん利用する方法(市販のインピーダンス計や、DXA法、水中体重法など)は、分子レベルの中性脂肪を測っています。

そのため、脂肪組織のことを考えて計算するのは、意味がないと考えています。

そのため、個人的には、
体脂肪量=9.45kcal/gと考えるか、
体重=おおよそ7kcal/gと考える(体重1kgの減少の3/4は脂肪と考えて)のいずれかが実用的かつ矛盾がないと考えています。

なお、×0.80は、
「脂肪組織のうちの80%が体脂肪(中性脂肪)である」
ことから出てきていますが、
9.45は、脂肪組織ではなく体脂肪の値(kcal/g)ですので、
9.45×0.80という考え方自体が間違っていることがわかると思います。

田中茂穂


運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 15-Oct-2011 09:30 (1242 reads)
基礎代謝量は、快適な室温で測るので、
気温の影響を考えてはいけません。
基礎代謝ではなく、安静時代謝量の場合、
40度を超すくらいになると、10%近く上昇します。
温度が低い方がその効果は大きくなりますが、
確実に10%以上変わるのは、5度くらい以下の場合です。
もちろん、零下になればなるほど、より大きな影響が出ます。

田中茂穂


運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 15-Oct-2011 09:27 (954 reads)
ACSM(アメリカスポーツ医学会)による推定式によると、
上り下りがなければ、

<歩行>
VO2(mL/kg/min)=0.1(mL/kg/m)×速度(m/min)

<走行>
VO2(mL/kg/min)=0.2(mL/kg/m)×速度(m/min)

となっています(ただし、安静時からの上昇分)。

つまり、歩くか走るかで、エネルギーは変わってきますが、
同じ移動形態であれば、ゆっくりかどうかは関係ありません。

また、運動後の代謝亢進も、よほど高強度でなければ、
それほど大きくないので、差も小さいと考えられます。

なお、基本的に、歩行と走行は
必ず片足が地面についている=歩行
両足が地面から離れることがある=走行
と考えられています。

田中茂穂


栄養 ]
Requested and Answered by ゲスト on 03-Oct-2011 12:48 (1361 reads)
栄養素には水に溶けるものと
溶けないものがあります。

野菜などをカットし水にさらした場合、
水に溶ける栄養素は、水に溶け出し
量が減ることが知られています。
(水性インクを水につけるとにじんでしまうことを
イメージしていただければと思います。)
ここで御注意頂きたいのは、
量が減りこそすれ、完全になくなる訳では
ないということです。

また、水に溶けない栄養素は
水にさらしても減少しません。
(油性マジックは水につけても変化しない
ことをイメージして頂ければと思います。)

野菜をおいしく頂くために、
あく抜きは大切な調理法です。
野菜を水にさらすことにより、
一部の栄養素が目減りすることは確かです。
しかし、適度な時間(数分程度)水にさらすぐらいで、
野菜の栄養価が大きく損なわれることは
通常ありません。

竹林 純


運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 05-Oct-2011 13:19 (1084 reads)
返答が遅くなり、申し訳ありませんでした。

トレッドミルと床(トラック)とを比較した結果は、いくつか報告されているようです。

確かに、筋肉の使い方に違いがあるかもしれませんが、
エネルギー消費量についてみると、
報告によって多少の差はあるものの、
・風のない状態で検討すると、
 歩行?ゆっくりしたランニングについては、差がみられない
・ランニングスピードが上がると(240m/分以上くらい?)、
 風の抵抗に対抗するために、床のエネルギーの方が高くなる(?16%)
ということのようです。

以下の文献は、170m/分以下での検討ですが、
比較的最近の論文で、データ・考察ともしっかりしているようですので、
その引用文献とあわせてご参照ください。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15570150



国立健康・栄養研究所
健康増進研究部
エネルギー代謝研究室長
田中茂穂


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