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飲酒の時には水分補給をしましょう・・・というアドバイスを酒メーカーや専門家の方が書いている内容を目にします。アルコール代謝の面でからみると、アルコールが分解される際には最終的に水と二酸化炭素となって尿などで排出されるということですが、体内の水を使用するのでしょうか?水分補給をする根拠としては、代謝やからだの機能の面において、どのようなこと考えられるか教えてください。また、個々の特性にもよると思いますが、酒1合飲んだ際にはどのぐらいの水分補給が必要でしょうか?
Requested and Answered by ゲスト on 31-Jan-2012 16:58 (1280 reads)
飲酒と水分の関係には、タイミングによって、異なった関係がみられます。
・飲酒前の水分摂取…胃粘膜が洗い流され、アルコールの吸収が速くなる
・小腸等での吸収後…アルコールは肝臓で代謝されてアセトアルデヒド、アセテートになり、血液中に再分布してから、水と二酸化炭素にまで分解されます。多量飲酒あるいはアルコールの分解能力が低い人で、血液中のアセトアルデヒドやアセテート濃度が高まってくると、様々な不快な症状を起こしやすいので、水分補給は血液中の濃度を薄めるのには役にたつでしょう。
・嘔吐、発汗、下痢などを起こした後…体が脱水になるとともに、電解質異常を起こしています。医療機関等での水分と電解質の補給が必要です。

栄養教育研究部
高田和子


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