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栄養教育プログラム

2.年度計画


a.食育プロジェクト

・食育に関係する文化的要素を把握するため、共通認識分析(Weller 2007)を行い、食育実践にかかる問題について、食育に対する専門家と一般の人との間の認識の乖離や共通認識を明らかにする。

・若年成人における朝食欠食に関する要因を解析するための親子を対象としたアンケート調査を実施する。大学生とその親に対して食生活や食習慣、食嗜好についての調査を実施する。特に幼児期の親の子どもへの食態度や食意識について検討し、親の意識や食態度が子どもにどの様に伝播するのか明らかにする。

・DOHaD仮説(バーカー仮説)を検証するため、母子健康手帳を使って、妊娠期の母親の状況、胎児期の発育状況から出生後6年間の母子の情報を収集し、胎児期、出生期、乳児・幼児期の発育状況と学童期の健康状態(肥満等)の関連性を明らかにする。

・海外の食育に関する論文のレビューを用いて、日本と海外の食育に対する意識の比較し、日本の食育を世界に紹介する。


b.生活習慣病予防プロジェクト

・平成18年度から継続して行っている減量プログラムのフォローアップ調査を実施する。減量成功と不成功にかかる要因、リバウンドにかかる要因を明らかにするために、質的研究と量的研究の両面から解析し、介入後の体重維持へ向けたアプローチ(フォローアップ)を明らかにする。

・大規模コホートを設定し、肥満および糖尿病のリスク因子解析のためのデータ収集とデータベース作成を行う。

・特殊環境での生活習慣病予防のための栄養教育の在り方や給食サービスの在り方について明らかにするために、南極越冬隊および長期航海船舶での食事提供の実態と隊員(船員)の食事摂取や生活状況、健康状態についての実態調査を行う(食育プロジェクトと共同)。


c.栄養ケア・マネジメントプロジェクト

・昨年度実施した全国6地域の全高齢者施設における咀嚼・嚥下困難者に対する食介護に関するアンケート調査データを解析し、わが国の高齢者施設における食事提供に関する問題点を明らかにする。

・ワークショップを開催し、産官学共同で、食事提供について共通認識のもとで、食介護の観点から咀嚼・嚥下困難者に対する食事提供のあり方について確立することを図る。
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作成:2009/10/23 16:31:02 自動登録   閲覧数:2809
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