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遺伝子組換え食品なんて、なんだかむずかしそーう。
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そんなにむずかしく考えないで。 生き物のすがた、形や、性質が親から子へと伝わることを遺伝というの。
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ぼく、お父さんにそっくりだって言われるよ! こういうのが遺伝ですか?
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みかんが丸いのも遺伝?
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二人とも、そのとおりよ。
そして、遺伝は、目に見えないほど小さい「遺伝子」の働きによっておこるの。 遺伝子は、生き物の体の設計図のようなもので、それをもとにして体が作られるのよ。
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えぇー!わたしの体の中にも設計図が入っているんだ!
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じゃあ、もしその設計図が書きかえられてたら、ぼくもお父さんに似てなかったかもしれないってこと?!
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そうよ。 簡単にいうと、そうやって、植物の中の設計図を書きかえてつくったのが、遺伝子組換え食品というわけね。
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