栄研式キャリパー

【質問】
(1)現在では、「栄研式キャリパー」による方法は意味が薄れてしまったのでしょうか? 
(2)現在でもBI法より優れているとお考えならば、入手先はあるのでしょうか?

【解答】 
 ご質問有り難うございます。
 体組成の測定(体脂肪も含む)は40年ほど前は他に手段がないので、栄研式皮脂厚計で推定していました。現在でも使用されますが(明興社製)、これよりは精度の高い機械があり、骨密度とともに体脂肪が測定できます。ただし、放射線を用います。

 インピーダンス法も開発されており、疫学では使用されます。しかし、精度は骨密度計には及びません。

 栄研式キャリパスは残念ながら過去のものとなっています。【西牟田守】