寝たきりの場合の推定エネルギー必要量について
- このフォーラムに新しいトピックを立てることはできません
- このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています
寝たきりの場合の推定エネルギー必要量について
msg# 1
ゲスト
一般的に
推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル
とされていますが、そのうちの「身体活動レベル」について寝ている場合の倍率は1ですが、寝たきりの場合においては
推定エネルギー必要量=基礎代謝量
と考えていいのでしょうか。
推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル
とされていますが、そのうちの「身体活動レベル」について寝ている場合の倍率は1ですが、寝たきりの場合においては
推定エネルギー必要量=基礎代謝量
と考えていいのでしょうか。
投票数:18
平均点:8.33
Re: 寝たきりの場合の推定エネルギー必要量について
msg# 1.1
tanaka
国立健康・栄養研究所 基礎栄養研究部の田中です。
回答が大変遅くなり、申し訳ありません。
総エネルギー消費量の構成要素として、基礎代謝量や身体活動に加え、
食事による産熱(消化・吸収など)があります。
一般に総エネルギー摂取量の6?10%ですが、
咀嚼が少ない(あるいは無い)場合は、これより少なくなります。
また、寝たきりと言っても、多少の動作があれば、
その分、エネルギーを消費します。
一方で、寝ている時間が長く、
基礎代謝量も推定値より低くなっていることが多いので、
推定エネルギー必要量=推定基礎代謝量と同程度?+数%
という報告もあります。
ただ、個人の状態によって大きく異なり、
そのような方のデータもほとんどないので、
今後の検討が必要だと思います。
国立健康・栄養研究所
基礎栄養研究部
田中茂穂
回答が大変遅くなり、申し訳ありません。
総エネルギー消費量の構成要素として、基礎代謝量や身体活動に加え、
食事による産熱(消化・吸収など)があります。
一般に総エネルギー摂取量の6?10%ですが、
咀嚼が少ない(あるいは無い)場合は、これより少なくなります。
また、寝たきりと言っても、多少の動作があれば、
その分、エネルギーを消費します。
一方で、寝ている時間が長く、
基礎代謝量も推定値より低くなっていることが多いので、
推定エネルギー必要量=推定基礎代謝量と同程度?+数%
という報告もあります。
ただ、個人の状態によって大きく異なり、
そのような方のデータもほとんどないので、
今後の検討が必要だと思います。
国立健康・栄養研究所
基礎栄養研究部
田中茂穂
投票数:27
平均点:2.59