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カルシウムの摂取基準

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016/10/8 16:14
guest 
カルシウムについて,摂取基準2015と平成26年国民健康栄養調査の栄養素等摂取量の結果を比べると,1歳以上の全年代にわたり,摂取量は摂取基準を下回っています.
高齢者の場合は,カルシウム摂取量が不足しているために骨粗鬆症になるのではないかなどといえるかもしれませんが,1歳?14歳ぐらいの成長期については,摂取基準にを満たしていないからといって,何か障害が発生していると言えるのでしょうか?これ以上カルシウムを摂取しても身長がもっと伸びそうには思えません.むしろ摂取基準の値が高すぎるのではとさえ思えるのですが.いかがでしょうか.
投票数:12 平均点:3.33
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2017/6/29 11:20
通りすがりの管理栄養士 
骨粗鬆症になるリスクを減らすには、骨量を減らさないことが大切になりますが、骨量を増やせるのは主に子どもの時です。
特に小4?中学生までが、一番骨量を増やせるときなので、この時期にしっかりとカルシウムを摂取し、骨量を増やすことが骨粗鬆症予防につながります。
もちろん、大人のカルシウム摂取も骨粗鬆症のリスクを下げるためには大切で、カルシウム摂取が少ないと、骨吸収(骨からのカルシウムの溶出)が起きてしまいます。

成長期のカルシウム摂取は、骨粗鬆症予防以外にも、骨の成長にも必要です。実際に、国民健康栄養調査(昔は国民栄養調査)を見ても、カルシウム摂取量の少ない時代は、小児の平均身長は低く、摂取量が増えるにつれて、平均身長も高くなっています。
骨の構造からみて、カルシウム摂取の面だけでなく、他の栄養の摂取量も増えたことも考えられますが、骨の主材料であるカルシウムを摂ることは、骨の成長に欠かせないと考えてよいかと思われます。

又、カルシウムの推奨量等に関して、食事摂取基準に設定法が書かれていますので、参考にして下さい。高すぎる値ではないと思います。
投票数:3 平均点:3.33

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