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基礎代謝量の計算式等について

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2015/7/6 6:42
macky 
はじめまして!
厚労省の栄養ケアマネジメント様式に準じ職場でシステムを作成して頂いているのですが、基礎代謝量のところでつまずいています。
いくつかホームページの計算式を見ると
国立健康・栄養研究所の式(Ganpule et al., 2007)
((0.1238+(0.0481×体重kg)+(0.0234×身長cm)-(0.0138×年齢)-性別*1))×1000/4.186
注)*1;男性=0.5473×1、女性=0.5473×2
となっていますが、
厚労省=食事摂取基準2015
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000083871.pdf
の中にある貴所の式(64page 表5)
(0.0481×W+0.0234×H?0.0138×A?0.4235)×1,000/4.186 (0.0481×W+0.0234×H?0.0138×A?0.9708)×1,000/4.186

計算式や男女の係数が異なるのですが、改定されたということですか?

また食事摂取基準2015では推定エネルギー量の計算式として成人では、
基礎代謝量×身体活動レベルとなっています。
これに障害係数を加えたいのですが、障害係数の計算式は多々あり、どれを用いたら良いのか思案しています。また障害係数を考慮することは妥当でしょうか?ご指導頂けたら幸いです。
投票数:32 平均点:2.50
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/7/10 13:14
国立健康・栄養研究所 
2つの式は、一見、違う式のように見えますが、
”1つ目の式”に、
男性=0.5473×1、女性=0.5473×2
を代入すると、それぞれ、
男性:(0.0481×W+0.0234×H?0.0138×A?0.4235)×1,000/4.186
女性:(0.0481×W+0.0234×H?0.0138×A?0.9708)×1,000/4.186
という”2つ目の式”になります。




Stress (injury) factorは、
その値が得られた測定条件に大きく左右されます。
たとえ同じような傷害であっても、
その程度や時期等によって、値が大きく変わってきますので、
できれば元の文献をたどって、慎重に利用するのがよいと思います。

そもそも、大きなエネルギー代謝の亢進がみられるのは、急性期なので、
例えば1.5を超える大きな係数を長期にわたって利用することは、
まずないと思います。


国立健康・栄養研究所
基礎栄養研究部長
田中茂穂
投票数:21 平均点:2.38

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