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Re: 15歳以下の小児で標準体重-20%以下の基礎代謝量産出法

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なし Re: 15歳以下の小児で標準体重-20%以下の基礎代謝量産出法

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/4/1 7:40
田中茂穂 
回答が大変遅くなり、申し訳ありません。

日本人の子どもの基礎代謝量推定式や、妥当性の検討結果は少ないのですが、
Kaneko K et al. (JNSV, 2013)では、
子どもにおける基礎代謝量推定式の妥当性を検討しています。
対象の33.5%は、標準体重より10%以上少なかったそうです。

厳密には、標準体重-20%以下に対応するわけではありませんが、
割と参考になるのではないかと思います。

その結果をみると、以下のMolnár Dの式(J Pediatr, 1995)が割とよいようです。
この式は、本来、10?16歳の肥満児用だったのですが、
やややせた子が多い集団でも、相対的に当てはまりがよかったようです。
男子
50.9×体重(kg)+25.3×身長(cm)?50.3×年齢(歳)+26.9
女子
51.2×体重(kg)+24.5×身長(cm)?207.5×年齢(歳)+1629.8



また、1969年や1975年の栄養所要量に示された式や、
2010年版の食事摂取基準に示された式
も、比較的結果はよいようです。


国立健康・栄養研究所
基礎栄養研究部長
田中茂穂
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