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保健指導、食事、運動、エネルギー代謝に関するQ&A集

特定検診・保健指導業務とは

Q 「積極的支援」「動機付け支援」「情報提供」、それぞれどのような支援なのですか?
A 抱えるリスクの数に応じて、内容・期間・方法が異なります。

<積極的支援>

 すでにいくつかのリスクが重なっている対象者は、医師・保健師・管理栄養士などから面接や電話、メールなどを通じ、3ヶ月以上の継続的な支援を受け、健診結果の改善・リスクの減少を目指します。初回面接時に対象者が自らの生活習慣を振り返り、改善に向けた目標を立て実践に取り組みます。
支援終了後は、改善した生活習慣を継続することを目指します。

6ヵ月後、継続的な支援の最終回、または通信などにより、評価を行います。

<動機付け支援>

 リスクが現れ始めた対象者は、医師・保健師・管理栄養士などから原則1回の支援を受け、健診結果の改善や、悪化させないことを目指します。
初回面接時に対象者が自らの生活習慣を振り返り、改善に向けた目標を立て実践に取り組みます。
支援終了後は、対象者がすぐに実践に移り、その生活習慣を継続することを目指します。

6ヵ月後、通信などを利用して、評価を行います。

<情報提供>

 特定健診受診者全員を対象とし、健診結果を正常範囲のまま維持し、悪化させないことを目指します。
健診結果や健診時の質問表の内容に応じて、対象者に見合った情報が提供されます。
健診結果や質問表の内容で特に問題のなかった対象者に対しては、健診結果の見方や、今後の健康づくりに役立つ情報が提供されます(2)(3)

2011年4月5日更新