A ゆっくり、よくかんで食べましょう

　早食いは満腹感を感じにくいため過食しがちですが、ゆっくりよく噛んで食べることにより、腹八分目でも満 足することが出来ます。
ゆっくりよく噛むためには、根菜類やきのこ・こんにゃく・海藻類などのように噛み応 えのある食品を副菜に取り入れると効果的です(1)。

玄米は白米とエネルギーはほとんど同じですが、噛み応えがあり、白米では取り除かれているビタミンやミネラルを摂ることができます(15)。

　また、「食べにくい食材」を使うことも早食いを防ぎ、腹八分目の食事に効果があります。
例えば、鶏肉を主菜にする場合、同じ量でも鶏もも肉よりも手羽元を使えば、手羽元は食べにくい分、食べた 量が多いように感じます。魚も切り身よりも尾頭付きのものを使うと、骨を除きながら食べるので早食いを防 ぐことができます(7)。