東北医工連携事業

独立行政法人 医薬基盤研究所(NIBIO)

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マイクロ波を用いた携帯型手術支援、緊急止血機器の開発・臨床評価

福島県

事業責任者

福島県立医科大学 救急医療学講座 講師 島田 二郎

開発及び医師主導治験の概要

(1) 実用化予定の医療機器・医療材料・体外診断薬の概要

近年、携帯可能な小型・省電力マイクロ波止血装置が開発されている。本事業では、 この装置を救急災害現場でも活用できるよう、さらに小型・省電力化した機器開発を目指す。

(2) 事業着手時点の開発概況

マイクロ波止血機器は、従来の高周波や超音波機器をしのぐ止血シーリング力を持つ ことが判明し、経産省課題解決型プロジェクトでは平成24年度から3年間に渡って、小 型携帯型の止血機器を開発してきた。今回の事業では、発振器を内蔵するような更なる 小型・省電力化した機器を開発することにより電源確保が困難な救急現場(ドクターヘリ出動事案など)や、災害で電源喪失の場合でも使用可能な携帯型のデバイスとなることを目的としている。

(3) 医師主導治験に付随して実施する研究開発・前臨床試験の実施計画

小型・省電力化のためには、発振器を内蔵した止血器の開発が必要であり、平成26 年度中に開発を行う。

(4) 医師主導治験の実施計画

治験については、平成27年度の実施を目指し、実施体制等の準備を進める。

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