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疾患モデル小動物研究室

1.主要メンバー

○研究リーダー 鈴木 治 >>Mail
○主任研究員 小浦 美奈子、山田-内尾 こずえ
○プロジェクト研究員 佐々木 光穂
○技術補助員 河相 晶子、鶴見 東志子
○事務補助員 浦濱 博子、小谷 奈穂子
○プロジェクトリーダー 野村 大成 >>Mail
○サブプロジェクトリーダー 梁 治子
○特任研究員 足立 成基
○技術補助員 畑中 英子、鍛冶 百代、安田 香順、榎本 久美子
○事務補助員 前田 真澄
○客員研究員 猪原 秀典、榎本 隆之、西田 俊朗、西岡 浩、野々村 祝夫、本行 忠志、R.I Bersimbay、D.K. Parida、他23名

2.研究目的・背景

難病を始めとした疾患の研究や治療法・治療薬の開発では、直接患者を対象とすることが困難な場合があり、病気の研究に役立つ疾患モデル小動物が重要な役割を果たしています。私たちは、自然発症疾患モデル小動物や、ヒト組織や遺伝子を導入した小動物などの開発、系統維持、保存、供給や、関連技術の開発を行うことで、疾患・創薬研究を支援します。

3.研究内容

I.難病・疾患モデル小動物の開発、系統維持、保存、供給および関連技術の開発

難病・疾患モデル小動物の開発研究として、先天代謝異常症(ライソゾーム病)、先天性腎疾患、心疾患や変形性膝関節症モデルマウスなどの自然発症疾患モデルマウスやヒトの異常遺伝子を導入したマウスについて、遺伝学的な解析や病態解析を行い、難病のモデル動物や薬効評価系としての有用性評価などを行っています。 また、自然発症疾患モデルマウスなどは繁殖困難なことが多いことから、繁殖障害機序の解明を進め、繁殖率向上や各系統に最適化された生殖工学技術の開発を行っています。これらの技術開発を行うことで、貴重なモデル動物を効率良く系統維持し、保存・供給することを目指しています。

I.難病・疾患モデル小動物の開発、系統維持、保存、供給および関連技術の開発

II.高感度安全性評価系マウスの開発と応用

多種障害(がん、奇形、突然変異、致死、等)同一個体検出系、DNA損傷修復欠損系、高感度突然変異検出解析系(遺伝子変異は従来の方法の5千分の1のマウス数)など個体での調査が可能になります。 また、マウスへの直接影響だけでなく、次世代への遺伝的影響(がん、奇形、遺伝的不安定性、突然変異など)を、個体で検出することも可能になります。

II.高感度安全性評価系マウスの開発と応用

III.ヒト疾患臓器組織の長期維持による創薬・安全性研究

ヒト臓器・組織置換マウス(スーパーSCIDマウス;拒絶反応を無くしたマウス)を作成し、ヒト正常臓器・組織の長期維持による創薬・安全性研究、遺伝子治療・免疫療法モデル、ヒトがん発生・転移治療モデルとして、よりヒトに近いシステムでの検証を行います。

III.ヒト疾患臓器組織の長期維持による創薬・安全性研究

4.実験動物研究資源バンクのURL

詳細ページはこちら(http://animal.nibiohn.go.jp/

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