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お知らせ

(独)医薬基盤研究所等を会場として実施してきた細胞培養研修により、世界で初めて細胞培養士が誕生!!

2012年5月17日

 独立行政法人医薬基盤研究所(大阪府茨木市)難病・疾患資源研究部・ヒト幹細胞応用開発室・研究リーダー 古江-楠田美保(日本組織培養学会の教育研究システム委員会委員長)が中心となり、平成19年度より当所等で実施して参りました細胞培養士養成により、同学会が初の細胞培養士の資格認定を決定し、この度、同学会・第85回大会(平成24年5月17-18日. 大会長:京都大学iPS細胞研究所・浅香 勲 准教授)において、認定書の授与が実施されます。(詳細は別紙参照)
 細胞培養は、再生医療分野で利用が期待されている、iPS細胞のような幹細胞を用いた細胞治療においては重要な技術です。 しかしながら、細胞培養方法は研究室単位で継承されるのみで、指導書や技術研修の標準化が殆どされていませんでした。 そこで、当所 古江リーダーが中心となり、安全、高品質な細胞培養方法を標準化し、当所等を会場として研修を実施してまいりましたが、今回研修を重ね一定水準の技量を有するとした者を世界で初めて細胞培養士として認定いたしました。
 この認定より、今後再生医療等の信頼性が飛躍的に向上するものと期待されます。
                            
                           照会先:独立行政法人医薬基盤研究所
                                 戦略企画部 電話:072-641-9832
  

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