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お知らせ

潰瘍性大腸炎における新規疾患活動性マーカーを同定しました!!

2012年3月12日

 当研究所創薬基盤研究部長 兼 免疫シグナルプロジェクトリーダー仲哲治らの研究チームは、難病の1つである潰瘍性大腸炎における新規疾患活動性マーカーとしてleucine-rich alpha-2 glycoproteinの有用性を明らかにしました。
 この研究成果が米国の炎症性腸疾患専門誌である「Inflammatory Bowel Diseases」(電子版)に掲載されましたのでお知らせします。

 この研究により、潰瘍性大腸炎の治療に有用と期待できます。
 今後はこれらの研究成果を踏まえて、体外診断薬メーカー(株式会社 エーディア)と、潰瘍性大腸炎の新規疾患活動性マーカーとしての臨床応用につなげてまいります。

 【潰瘍性大腸炎とは】
 潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。
「難病情報センターホームページ(2012年3月現在)から引用」

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