＜保健医療分野における基礎研究推進事業＞「新しい肺がん治療標的遺伝子の発見」肺がん治療に有効な新しい遺伝子融合をNature Medicine誌に発表

2012年2月13日

独立行政法人医薬基盤研究所（NIBIO）の保健医療分野における基礎研究推進事業等の支援による多層的オミックス解析による創薬標的の網羅的探索を目指した研究の成果として、独立行政法人国立がん研究センター等研究グループは共同で高速シークエンサーを用いて肺腺がん30症例の全RNA解読を行い、治療に有効な新しい遺伝子融合を同定し、その研究成果に関する論文が英国医科学誌Nature Medicine（2012年2月13日オンライン号）に掲載されましたのでお知らせします。

詳細はこちら（PDF）

＜本成果は、以下の研究プロジェクトによって得られました＞

保健医療分野における基礎研究推進事業

研究プロジェクト：「多層的オミックス解析による創薬標的の網羅的探索を目指した研究」【課題ID:10-43】

総括研究代表者：松本健治（国立成育医療センター研究所室長）
研究期間：平成22年度～平成26年度

研究プロジェクト：「国際協調・標準化に基づく包括的ながんゲノム異常データベースの構築と、それを起点とした新たながん生物学・臨床応用研究の推進を目指す研究（日本人がんゲノムプロジェクト）」【課題ID:08-21】

総括研究代表者：柴田龍弘（国立がん研究センターがんゲノミクス研究分野分野長）
研究期間：平成20年度～平成24年度

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