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[病気]  低BMIほど朝食欠食とたんぱく尿陽性は強く関係する
2022.9.7 , Frontiers in Endocrinology より:   記事の難易度 1
  

朝食を食べない人はたんぱく尿との関連が報告されているが、この傾向はBMIが低い人ほど強くみられるという。

たんぱく尿は様々な心血管イベント(脳梗塞、心筋梗塞など)との関連が報告されている。一方、朝食欠食はたんぱく尿との関連が報告されているが、どの様な人において、より注意すべきか明らかにされていなかった。

そこでりんくう総合医療センターの腎臓内科医である村津 淳氏らは、市中病院の健康診断データを用いて、eGFR 60ml/min/17.3u以下、腎疾患が既にある症例を除外した26,888例(男性 15,875例、女性 11,013例)を対象に解析を行った。なお、朝食を週3回以上欠食する症例を朝食欠食群、たんぱく尿試験紙法で1+以上をたんぱく尿陽性と定義した。

その結果、男性女性ともに、それぞれ朝食欠食とたんぱく尿陽性と有意な関係を認めた。さらに、BMI、腹囲を男女それぞれ3群ずつに分けて、たんぱく尿との関連を解析した所、BMI、腹囲ともに低いほどたんぱく尿と有意な関係を認めた。

たんぱく尿のあるBMIが低い人において、朝食欠食は注意が必要である、とのことだ。

出典は『内分泌学の最前線』。 (論文要旨)      
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