2022.6.14
, EurekAlert より: 
メニューに過剰な砂糖が含まれていることをアイコンまたはアイコンとテキストで表示する警告ラベルは、消費者が過剰な砂糖を認識する上で効果的なようだ、という米国カリフォルニア大学からの研究報告。
研究チームは、米国人成人1,327名を対象にオンラインで実験を行った。参加者には、過剰な砂糖が含まれることを示すアイコンのみ、テキストのみ、またはアイコンとテキストの両方が表示された警告ラベルまたはQRコードのみ(対照群)のいずれかがランダムに示された。参加者は、それを見て、添加糖の量にしたがってメニューを分類するように求められた。
実験の結果、アイコンのみの表示とアイコンとテキストの表示が共に、QRコードの表示に比べて効果的であることが示されたという。
「これらの警告は消費者が情報に基づいて決定を下すのに役立つ可能性がある。だが、もっと重要なことは、これらの警告を義務化することで、レストランが砂糖を含まない種々のオプションを提供する動機づけになるということだろう」と研究者はコメントしている。
出典は『予防医学』。 (論文要旨)
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