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[その他]  SNSのフィードのように、脳は更新に少し間がある
2022.1.17 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

SNSのフィードのように、我々の脳は常に豊かな視覚刺激をアップデートしている。けれども、米国カリフォルニア大学の研究によると、脳のリフレッシュ時間は約15秒ごとなので、最新の画像をリアルタイムで表示するのではなく、実際には以前のバージョンを表示しているのだという。

「私たちの脳が常にリアルタイムで更新されるとしたら、世界は影、光、動きが絶えず変動する不安定な場所になり、私たちは常に幻覚を起こしているように感じます」と主任研究者のデビッド・ホイットニー教授は述べている。

そうではなくて、「私たちの脳はタイムマシンのようなものです。それは私たちを昔に送り返し続けます。あたかも、15秒ごとに視覚入力を1つの印象に統合して、日常生活を処理できるようにするアプリのようなものです」と筆頭著者のマウロ・マナッシ助教授は述べている。

研究チームは、俳優とスタントマンの違いや映画のNG集のように時間の経過とともに発生する微妙な変化に気づかない、変化に対するブラインドネスの背後にあるメカニズムを調べた。

Amazon Mechanical Turkのクラウドソーシングプラットフォームを通じて約100人の研究参加者を募集し、30秒ビデオで年齢や性別に応じて変化する顔のクローズアップを見てもらった。

ビデオの画像には、頭と顔の毛は含まれず、目、眉、鼻、口、あご、頬だけが含まれていたため、顔の年齢に対する生え際の後退などの手がかりはほとんどなかった。

ビデオを見た後に見た顔を特定するように求められたとき、参加者は、最新の画像を表す最後のフレームではなく、ビデオの途中で見たフレームをほぼ一貫して選択した。

「私たちの脳は先延ばしになっていると言えます」とホイットニー教授は言う。「画像を絶えず更新するのは大変な作業です。過去は現在の良い予測因子であるため、過去に固執します。そのほうがより速く、より効率的で、作業が少ないので、我々は過去の情報をリサイクルしているのです。」

実際、結果は、視覚刺激を処理するときに脳がわずかな遅れで動作することを示唆している。これは正と負の意味を持っているという。

「遅延は、日常生活での視覚入力による衝撃を防ぐのに最適ですが、外科的精度が必要な場合は、生死にかかわる結果をもたらす可能性もあります」とマナッシ助教授は言う。「たとえば、外科医は自分の前にあるものをリアルタイムで確認できる必要があります。彼らの脳が1分以内に見たものに偏っているとしたら、彼らは何かを見逃す可能性があります。」

けれども、全体としては、変化のブラインドネスは、いかに連続性フィールドが意識の意図的な機能であるかを明らかにしている、とホイットニー教授は述べている。

出典は『サイエンスアドバンス』。 (論文要旨)      
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