2021.8.18
, EurekAlert より:
乳児の母親の睡眠不足は、生物学的年齢を加速するかもしれない、という米国カリフォルニア大学からの研究報告。
研究チームは、より大規模なコホート参加者の母親33名(23-45歳)を対象に、妊娠中から出産後1年にかけて、白血球のDNAのテロメア長を測定して「生物学的年齢」を計算した。
その結果、出産後6か月の時点で、1日7時間以上睡眠していた母親に比べて、1日7時間未満の睡眠だった母親は、出産後1年の時点で、生物学的年齢が3-7歳進んでいることを発見したという。
参加者は女性の代表的なサンプルではなく、生物学的年齢が不可逆的なのか可逆的なのか、など睡眠喪失の長期的な影響をよりよく理解するために、より多くの研究が必要だ、と研究チームは述べている。
出典は『睡眠保健』。 (論文要旨)
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