2021.8.10
, EurekAlert より:
ダイズが豊富な植物ベースの食事によって、更年期の中程度から重度のほてり(ホットフラッシュ)を減らせるかもしれない、という米国ジョージワシントン大学からの研究報告。
ダイズが豊富な植物ベースの食事が、中程度-重度のほてりを1日5回近くから1回未満へ84%減少させるという。
研究チームは、38名の閉経後女性をランダムに2群に分け、12週間にわたって、1群には1日86gの調理済みダイズを含む低脂肪ビーガン食を与え、別の1群には食事を変えないでいてもらった。
その結果、対照群のほてりの総数が49%減少したのに対し、介入群では79%の減少がみられた。中程度-重度のほてりは、対照群では42%、介入群では84%減少した。介入群の59%が、期間中、中〜重度のほてりを全く経験しなかったが、対照群では全く変化がなかった。
「我々は、食事の組み合わせが重要なのだと信じている。大豆の豊富な植物ベースの食事は、参加者の生活の質を大幅に改善した」と研究者はコメントしている。
出典は『更年期』。 (論文要旨)
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