2021.5.17
, EurekAlert より:
プレバイオティクスの毎日の摂取は、対照群に比べて、不安レベルの下げることによって精神的ウェルビーキングを改善し、腸の健康を良好にするようだ、という英国サリー大学からの研究報告。
研究チームは、64名の健康な女性(18-25歳)を対象に、ランダムに2群に分け、各々に、プレバイオティクスのガラクトオリゴ糖またはプラセボ(偽薬)を28日にわたって毎日摂取させた。
対象者は、気分、不安、睡眠の質などの健康状態を回答すると共に、腸内細菌の配列解析を行うために便検体を提供した。
「この新しい研究は、プレバイオティクスなどのシンプルで安全な栄養補助食品を使用することで、若い女性の腸内の有益な腸内細菌の量を改善し、精神的健康とウェルビーイングを改善できることを示せたという点で、大きな前進を示している」と主任研究者のキャスリン・コーエン・カドッシュ博士はコメントしている。
出典は『サイエンティフィックレポート』。 (論文要旨)
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