2020.10.8
, EurekAlert より:
ドイツでもフランスでも急速に養殖肉を受け入れる機運が高まっているようだ、という英国バース大学からの研究報告。
研究チームは、ドイツとフランスで各1,000人を対象に調査を行った。現在と望ましいと考える食生活についての一連の質問と、養殖肉についての考え方を聞いた。
調査の結果、ドイツでは、完全な肉食生活を送る人は45%に過ぎず、31%の人はフレキシタリアン(自由な菜食主義)または減肉食生活を行っていた。フランスでは、完全な肉食生活を送る人は69%おり、26%がフレキシタリアンだったという。
ドイツ人の58%とフランス人の44%が、養殖肉を試してみたいと回答し、ドイツ人の56%とフランス人の37%が、それを購入する用意があると回答した。
「今は時代の転換点であり、倫理的および環境的理由から動物を食べることが普通でなくなれば、植物ベース肉や養殖肉などの代替肉の需要が高まるだろう」と研究者はコメントしている。
出典は『食品』。 (論文要旨)
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