2020.6.24
, EurekAlert より:
動物食品を避ける傾向が高いベジタリアンのような人々は、肉を普通に食べる人に比べて、より体重が少なく、また内向的であるようだ、という独マックスプランク人間認知脳科学研究所、ライプチヒ大学病院などからの研究報告。
研究チームは、2011年から2014年にかけてドイツのライプチヒでLIFE-成人研究の参加者8,943名に食事調査を行った。
その結果、動物性食品の摂取を制限している人ほど、BMIが低い傾向がみられることが明らかになったが、抑うつ傾向との関連はみられなかった。
また動物性食品の摂取を制限する人々は、より内向的な傾向が強かったが、神経症的行動の傾向は見られなかった。
「以前の研究では、神経症の人々は一般的に特定の食品群を避け、より制限的に行動することが知られいたが、今回は動物性食品の忌避にのみ焦点をあてたためか、関連は確認できなかった」と筆頭研究者のエヴェリン・メダワーはコメントしている。
出典は『栄養素』。 (論文要旨)
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