2020.5.19
, EurekAlert より:
心肺フィットネスレベルを、伝統的な、年齢、性別、血圧、コレステロール、喫煙などに加えて考慮することで死亡リスクの評価の正確度が高まるようだ、という東部フィンランド大学からの研究報告。
研究チームは、英国バイオバンクの40-69歳の6万人近い登録者のデータを解析した。平均5.8年の追跡調査期間中に、936名の死亡が確認された。
心肺フィットネスは、ステーショナリーバイクで6分間の最大下運動試験(亜最大運動試験)をして評価した。このプロトコルは簡単に入手可能で、安全性、信頼性、妥当性に優れているという。
データ解析の結果、心肺フィットネスレベルには、死亡リスクとリニアな相関関係がみられたという。
研究チームは、心肺フィットネスを評価する最大下運動試験を高リスク患者の追加の介入を必要とするかどうかを決定するためのルーチンの検査に加えるべきであるとコメントしている。
出典は『メイヨ・クリニック紀要』。 (論文要旨)
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