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[高齢者]  加齢が心血管疾患及ぼす影響に関する新しい洞察
2019.12.16 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

高齢者は、若い人よりも心血管疾患を発症しやすく、死亡する可能性も高いようだ。高コレステロールなど他のリスク因子とは独立に、生物学的老化が動脈硬化を促進するという証拠が見つかった。米国ミシガン大学フランケル心臓血管センターの研究。

主任研究者のダニエル・ゴールドスタイン医師は、マウスを用いた新研究で、アテローム発生について高脂血症から老化による生物学的影響を初めて切り出すことができたと述べている。

「我々は、加齢の正のフィードバックループにおいてミトコンドリア機能障害と炎症性サイトカインIL-6がアテローム性動脈硬化を促進する大動脈内の新しい経路を特定した」とゴールドスタインは言う。

研究者らは、高齢マウスは、若齢マウスに比べて、両方が同じ期間に同じコレステロール値を持っていたとしても、より重度のアテロームが発生しやすかったと報告した。

将来の研究では、高コレステロールが問題になる前に血管の加齢影響に対する治療法を検討し、動脈硬化の発症を妨げたいとゴールドスタインは述べている。

出典は『循環器研究』。 (論文要旨)      
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