2019.11.15
, EurekAlert より:
高脂肪、低炭水化物のケトジェニック食を検証した結果、ココナッツ油とパーム油が豊富なそれは、マウスの乾癬様皮膚炎症を増悪させることを発見した。オーストリア・パラケルスス医科大学の研究報告。
全ての油が我々の皮膚に等しく影響するわけではないようだ。ココナッツ油のような中佐脂肪酸が多い油とオメガ-3系脂肪酸の組み合わせが特に良くないようだという。
「本研究は、食事中の脂肪酸の組成の重要性を強調するものだ」と主任研究者のバーバラ・コフラー博士は語っている。「オリーブ油、大豆油、魚、ナッツ、アボカド、肉のようあ長鎖中性脂肪を主として含むバランスのとれたケトジェニック食は皮膚炎症を悪化させないことを発見した。けれども、中鎖中性脂肪を豊富に含むケトジェニック食は、特にオメガ-3系脂肪酸との組み合わせで、既存の皮膚炎症を増悪させる可能性があるので注意が必要だ。」
出典は『研究的皮膚科学雑誌
』。 (論文要旨)
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