2019.10.11
, EurekAlert より:
健康的な食事パターンは、慢性腎疾患の30%低い罹患率とアルブミン尿の23%低い罹患率に関連がみられるようだ、という豪州ボンド大学からのコホート研究のメタ分析。
研究チームは、630,108名の成人を平均10.4年追跡調査したデータを含む18件の研究を再解析した。健康的な食事パターンとは典型的には野菜、果物、豆、ナッツ、全粒穀物、魚介類、低脂肪乳製品が多く、赤肉、加工肉、ナトリウム、加糖飲料の摂取が少ない食事をさす。
「この結果は、地中海型食事、DASHダイエット、米国食事ガイドラインなど、健康的な食事パターンの順守に潜在的利益があることを支持するエビデンスの蓄積にまたひとつを加えるものである」と主任研究者のジェーモン・ケリー博士は語っている。
出典は『米国腎臓学会臨床雑誌』。 (論文要旨)
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