2019.8.26
, EurekAlert より:
植物ベースの食習慣をする人は2型糖尿病になりにくいかもしれない、という米国ハーバード大学からの研究報告。
研究チームは、成人における植物ベースの食習慣と2型糖尿病の発症リスクの関連を調べた9件の先行研究の系統的レビューとメタ分析を実施した。研究には307,099人の成人と23,544例の2型糖尿病が含まれていた。
解析の結果、植物ベースの食習慣の順守度が高いことは、2型糖尿病の発症リスクが低いことと関連していた。特に健康的な植物ベースの食品(例えば果物、野菜、全粒穀物、豆、ナッツなど)しか食べない人でその傾向が強かった。
本レビューの限界として、分析した先行研究はすべて観察的研究であり、食習慣は自己申告であることなどが挙げられる。
出典は『JAMA内科学』。 (論文要旨)
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