2019.7.24
, EurekAlert より:
ソーシャルメディアのデータは、集団レベルにおける身体活動状況を示すことができるようだ、という米国ボストン大学からの研究報告。
研究チームは、機械学習アルゴリズムを用いて、全米2,900カウンティ481,146名のツイッターユーザーによる運動に関連した1,382,284件のツイートを解析し、地域、ジェンダーによる違いを明らかにした。
「大部分の場合、低収入コミュニティは、健康的な生活習慣を奨励するリソースに欠けている傾向がみられる」と主任研究者のエレイヌ・ヌソエジイ助教授は語っている。「異なるコミュニティにおいて人々がどのように運動しているかを理解することによって、我々は、それらのコミュニティの特異的な要求に焦点を当てた介入をデザインできるだろう。」
トップの運動関連語彙は、「歩く」「ダンス」「ゴルフ」「トレーニング」「走る」「プール」「ハイキング」「ヨガ」「泳ぐ」「ボーリング」だった。「ウォーキングが全体として最もポピュラーな活動だったが、ほかの活動には性差と地域差がみられた。西部の女性はほかの地域よりより高強度の運動をしており、男性は中西部が最も高い強度の運動をしていた。男性は全体として女性よりもわずかに高い強度で運動しており、南部が、運動強度の性差がもっとも大きかった。」
出典は『BMJオープン・スポーツ&エクササイズ医学』。 (論文要旨)
|
|