2019.5.31
, EurekAlert より:
4,000歩/日歩いた女性は、2,700歩/日歩いた女性より、死亡率が低かったという、ブリガム・アンド・ウイメンズ病院等からの報告。歩数が増加するに従い、死亡リスクは減少し続けたが、7,500歩/日で横ばいとなった。
今回の研究では、1日あたりの歩数、歩数強度と全死因との関連を調査したという。対象者は、前向きコホート研究である女性の健康研究に含まれ、2011年から2015年まで7日間、起床時間に加速度計の着用に同意した米国女性18,289名である。装具の着用を遵守していた女性16,741人を分析した。平均年齢は72歳である。
結果は、高齢の女性においては、約2,700歩/日の歩行と比し、約4,400歩/日の歩行が、死亡率の低下と有意に関連していたという。歩数がより多くなると死亡リスクは減少し続けたが、約7500歩/日で横ばいとなった。歩数強度は、1日当たりの総ステップ数で計算後、死亡率の低さとは、明らかに関連していなかった。
「高齢の女性においては、ほんの少しの歩数でさえも死亡率の低下と関連していた。我々は、今回の調査結果は、1日1万歩達成が難しい人への励ましとなることを望んでいる」とリー氏は述べている。
出典は『JAMA内科学』。 (論文要旨)
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