2019.5.23
, EurekAlert より:
妊娠37-38週までに産まれた子ども(早期正期産児)は、39-41週で産まれた子ども(満期正期産児)より、出生後72時間以内の母乳育児の割合が少なかったという、イスラエルのハダサヘブライ大学からの研究報告。
対象者は358人の母親で、生後に母乳育児を開始した時間と、生後1ヶ月時の救急外来の訪問リスクを調査した。
その結果、37-38週に産まれた早期正期産の子どもはは、39-41週に産まれた満期正期産の子どもより、入院中の生後72時間以内と生後1ヶ月時に母乳育児である割合が少なかったという。
研究者らは、乳児の神経学的未熟さによる母乳育児の困難を助けるために、早期正期産の母子の授乳育児に注意をはらい、手助けを測ることを推奨している。
出生後の重要な時間に母乳育児を始めることは、1か月後の母乳育児の継続率、及び子どもの疾患や死亡リスクの低下に大きな影響を与えているかもしれないとまとめている。
出典は『母乳哺育医学』。 (論文要旨)
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